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「仕事は選べない」と達観して日々の業務をやっつける人は上司から見れば非常に使いやすい、仕事が出来る部下に映るものだ。何か新しい取り組みや業務フロ-の変更を過剰に受け止め、反対しようとする「抵抗勢力」の評価を下される社員は会社のお荷物となることが多い。

わが社でも、この年末年始の繁忙期にシステム変更・検証作業と年末調整、会計処理法の変更が一気に集中することがあった。事前に数カ月前から関係部署への必要な周知と業務見直しの会議を各セクションのリ-ダ-クラスを選抜して調整を図ったが、その中に「期限までにできない」「なんでこの業務が集中する時期にやるのかわからない」とプロジェクトを先延ばしするような意見を並べる女性社員がいた。

この社員は会社が従前の業務を変更しようとすると常に同じような反応をするタイプだ。こうした「抵抗勢力」をいちいち説得して、必要性を理解させるのはそれだけで時間の無駄である。だから異動させるほうが手っ取り早いがある仕事を握っている場合は簡単にはいかない。

社員のわがままを会社がコントロ-ルできなくなるとき、現場単位で確実に退化がはじまる。今行っている業務フロ-を継続することは担当者にとってこの上なく楽なのだ。そうした風通しの悪さを生まないためにもジョブロ-テ-ションの実施で「あなたの仕事を代わってくれる人材がどこにでもいるんだよ」という組織を構築しなくてはいけないと痛感している。