↑↑このブログへの応援クリックをよろしくお願いします。更新の励みに頑張ります!

春の入社式を終え、新入社員の新人研修と中途入社組に対する社員研修等のカレンダ-に追われる季節がやってきている。中途採用組も新たな組織になじむまでは緊張と気苦労の続く数日間であろう。

新たな会社に入る側の不安ばかりではない。それを受け入れる側にも不安が先立つものである。「どんな新人がうちの部署にに来るのか」「今度の中途採用した人物の前職でのキャリアはどの程度なのか」「仕事より人柄が心配」などなど、たとえ大人の集団であっても、新参者に対する警戒感はあるものだ。

中途入社組がついつい張り切りすぎて、積極性を出しすぎて失敗する例を嫌というほど目にしてきた。前職の職場で効率的に優れた仕事を経験してきた時、「もっといいやり方がある」と仕事を前職流に回そうとする人には注意することがある。

だから私は、採用決定後の食事会等で必ず彼らにアドバイスすることがある。「まずは、先輩社員の考え方を素直に聞き入れ、自分のカラ-を出すのは先にしろ」ということだ。

「郷に入っては郷に従え」とは現代のビジネスマンにも当てはまる金言だ。風俗や習慣はその土地によって違うから、新しい土地に来たら、その土地の風俗や習慣に従うべきだということだが、組織人も同様である。