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応募事項の中で「経験者優遇」というものがある。会社にしてみれば経験者イコ-ル即戦力を期待することになるイメ-ジがあまりに強いと思う。しかしこれとて絶対的な採用基準とはならないケ-スがけっこうある。

担当させる(予定の)業務の知識を備えている人材であることにこしたことはないが、会社の仕事など経験したことのある事の対応力など求めていない。誰しもはじめてやる事に対する身のこなしの軽さを評価されるのである。

定年退職者が出る場合など、前任者からの引継ぎスケジュ-ルがきちんと取られているケ-スは経験よりも「やる気重視」の採用になる。先生役となる前任者(退職予定者)が面接に咬んでくると、その御仁の好みが大きく影響することもある。

「経験者優遇」の文字に恐れをなすこともない。かえって未経験者のほうが「教えやすい」といった声が出ることもある。まさに「未経験者の有利」である。実際。募集する部署の管理職クラスより若くて有能な人材は書類選考段階で嫌われることが多い。

スキルより人柄重視の傾向はちょっとした組織防衛なのかもしれない。

かといって「未経験者歓迎」というのも不安があると思う。それだけ欠員傾向の職場であることは否めないのではないか。採用現場で「急募」とうたう時は早い段階で内定を出したい、言ってみれば採用する気満々のことが多い。「急募」には履歴書を速達で送るぐらいの本気度を示してほしいものだ。