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転職活動における書類選考、人事採用担当面接を通過して、最終関門の社長または役員クラス面接にこぎついた時、どのような準備をして当日を迎えれば良いのか。

一次面接では、応募者の人となりの確認(人物評価)と業務に関連するスキルの有無、組織への協調性・順応性を持ち合わせた人材かを判定する作業が重要になる。加えて応募者が希望する待遇の確認とともに、企業側にとっては会社の方針や、仕事内容、職場環境などを事前に理解してもらう機会でもある。

それとは趣が異なるのが最終面接である。一次面接では前職の退職理由やら転職回数が多い理由やらと顔色が変わるような問答に気を使うことが多いだろうが、最終面接ともなれば経営陣を前にある種の決意表明をするぐらいの準備はしておきたい。

特に経営陣クラスの面接者は、入社してからの具体的な仕事の細目より、人生経験談義を通じて、採用候補者の人物を確かめようとする傾向が強い。また政治・経済・社会問題も話題になることが多いので世の中の動向には意見できる見識を持ち合わせたい。

その時に引き出しに入れておきたいのが、これまでの職業経験の中での成功体験だ。人に自慢できるものが無ければ、失敗体験から学んだことでもいい。話の過程で「私も以前、○○のような経験を致しました。」と切り出し、そのことが今でも職業人としての糧となっていると結べれば合格点だろう。