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最近の傾向で、20代の中途採用面接者に気がつくことがある。まるでぶっつけ本番で面接に挑んでくるような応募者がけっこういるのだ。

面接の準備はよほどしっかりしてほしいところだが、「何かわからない点はありますか?」と聞いても「大丈夫です。」とかえってくることが多い。応募者が企業側の様子や従業員の働き方など、ちょっとした社内の空気を面接担当者から聞き出そうとすることは何ら失礼なことではない。

そうした言葉のキャッチボ-ルで面接担当者の第一印象が良いものになることも多い。通りいっぺんの質問-回答、質問-回答の繰り返しでは、話しぶりの印象のみで判断されてしまう。

会話を通じて知識や個性のアピ-ルがしっかりできる人物が採用の大前提であることを理解できていない方が意外に多い。面接の前には必ず会社側への質問を何点か準備して欲しい。

その際の注意点としては、いきなり会社の業績動向や取引先名が飛び交うような話題は少し先走りすぎだろう。希望部署の仕事の運び方や、年齢構成、求める人材像や、始業から終業までの標準的な行動内容など職場環境の質問で面接官の肩をほぐしながら、控え目にも貴方自身の仕事に対するポリシ-を織り交ぜて語るのが良いだろう。

就職活動用の想定問答集は数多い。相手からの質問への備えも大切だが、貴方から企業側・面接担当者への問いかけも準備しておきたい。