↑↑このブログへの応援クリックをよろしくお願いします。更新の励みに頑張ります! 会社側が求職者に対し最初のハ-ドルとして用意するのが書類選考という関門だ。実は一次面接・二次面接といった実際に膝を突き合わすステ-ジを突破することよりも書類選考を通過することの方が難関かもしれない。
書類選考の2大要素である履歴書と職務経歴書の印象で採用担当者段階で8~9割方はじかれるものだ。実際に直接話を聞いてみたいと強く思う経験やスキルを積んでいる人物の提出書類は社内でも上層部まで回覧されることが多い。
そこで問題になるのが、申告どおりの能力を発揮できる人物かを面接で見極めるこちら側(企業側)の眼力である。多くの場合、職歴書の内容は「盛ってあることが多い」。(経験上)
例えば、「社会保険事務の経験有り」と書かれていても実際には別人が用意した書類を社会保険事務所まで提出する運び屋でしかない場合もある。「経理を担当 」と申告していても結局小口現金と交通費精算程度の管理を担当してきただけで会計ソフトに全く対応できないレベルの者も珍しくない。
面接の印象がすこぶる良く、これまで経験してきた(と話していた)仕事内容から採用に踏み切ったものの、電話応対からしてたどたどしい姿を見せられることもしばしばだ。お客様からの電話応対ひとつで頭の良さ悪さがすぐにわかるものだ。
会社探しの立場になれば、自己アピ-ルの最終兵器である職務経歴書を盛ることは罪悪感すら無いのだろう。そんなところで謙虚になっては自分が損するだけとの思いも理解できる。
採用担当者としては 「職務経歴書に書かれたスキル」ほど鵜呑みにしてはいけないものはないと感じている。