人事部長の本音 ~【転職】を成功させるヒント

転職活動・就職活動の成功を応援するブログ。中堅企業(従業員500名)の総務・人事部長として採用部門を統括、年間新卒20名、中途組20名以上採用し、通年でほぼ毎週、年間のべ300名以上の面接・書類審査等の採用実務に追われる日々の中で気づいたことを直言する。

ジョブロ-テ-ションで抵抗勢力を防ぐ


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「仕事は選べない」と達観して日々の業務をやっつける人は上司から見れば非常に使いやすい、仕事が出来る部下に映るものだ。何か新しい取り組みや業務フロ-の変更を過剰に受け止め、反対しようとする「抵抗勢力」の評価を下される社員は会社のお荷物となることが多い。

わが社でも、この年末年始の繁忙期にシステム変更・検証作業と年末調整、会計処理法の変更が一気に集中することがあった。事前に数カ月前から関係部署への必要な周知と業務見直しの会議を各セクションのリ-ダ-クラスを選抜して調整を図ったが、その中に「期限までにできない」「なんでこの業務が集中する時期にやるのかわからない」とプロジェクトを先延ばしするような意見を並べる女性社員がいた。

この社員は会社が従前の業務を変更しようとすると常に同じような反応をするタイプだ。こうした「抵抗勢力」をいちいち説得して、必要性を理解させるのはそれだけで時間の無駄である。だから異動させるほうが手っ取り早いがある仕事を握っている場合は簡単にはいかない。

社員のわがままを会社がコントロ-ルできなくなるとき、現場単位で確実に退化がはじまる。今行っている業務フロ-を継続することは担当者にとってこの上なく楽なのだ。そうした風通しの悪さを生まないためにもジョブロ-テ-ションの実施で「あなたの仕事を代わってくれる人材がどこにでもいるんだよ」という組織を構築しなくてはいけないと痛感している。



中小企業の管理職


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管理職の力量を計ることは難しい。単純な年功序列式にのっとり、ある年齢が来たら全体のバランスを考えながらそれなり役職を与えてしまいがちだ。

中小企業となると同期が全くいない場合もあるし、その方が多いかもしれない。要するに競争原理が働かない組織内での昇進・昇格を人事部が考えないといけないことになる。

管理職の要件としては、まずリ-ダッシップが無くては話にならない。部下を率いる者が、部下の顔色をうかがいながら「言うことを聞いてくれない」とさらに上の上司に愚痴をこぼすようでは勤まらない。最近ではそういう相談が私の耳に入ることが多くなった。

ある種の強制力を行使することに憶病な人材が増えてきているのではないか。仲良しクラブの代表格程度では「課長」を名乗る資格はないだろう。

営業であれば話は簡単だ。何より営業成績が1番であることだ。ボスザルになるには喧嘩が一番強くなくてはいけない。営業部門は人望や知識力、交渉力だけでは束ねられないものがある。事務系であれば業務の知識量で部下・スタッフを圧倒する力が必要だ。人使いに長けることも求められる資質だろう。

内部にそのような人材が育っていないならば、外部に求めることになる。そうした優秀な人材などは転職市場に出てくることは少なく、まして中小企業に舞い込んでくることはない。だからこそ内部の人材の成長をさせる仕組みづくりが重要になる。私の会社では、決して安くないコストをかけても管理職研修会を外部コンサルに委託する取組みをはじめたところだ。

転職者の求める働きやすさとは


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先日の面接のやり取りのなかで、20代の営業志望者が転職理由・動機について「働きやすい職場環境をさがすため」と答えた。

その前職はテレビCMでも有名な家電量販店の正社員で、担当は写真プリントの売り場マネ-ジャ-だった。給与水準ははっきりいって低い。上場企業だが表向きの勤務時間外の休日出勤は当たり前らしい。

それだけでは同情はするが、共感はしないのが私の面接だ。自分をどこまで追い込んで仕事をしてきたか、その環境の中で、どれほど仕事で会社に必要とされる人材となっていたのかを聞く。替わりの人材が後ろに控えるスペア程度の仕事しかしてこなかったなら、「逃避ぐせ」のある人材かもしれない。

大学を出てからその会社で販売の経験が長い(しかない)分、面談の受け答えはスム-ズで人当たりはソフト。法人営業向きと判断し採用することにしたが、「働きやすい職場環境をさがすため」のひと言がいまでも引っかかる。

収入と休日、労働時間や勤務形態への不満、志望する職種とは異なる仕事に悩むひとが世の中にはたくさんいるはずだ。しかし会社は学校ではないから、受身で1日過ごせるほど甘くない。「嫌な人、嫌なことはノ-タッチ」ではいられない。

マイペ-スで仕事が出来る、ストレスフリ-な仕事なんてあるのだろうか。社会人が生徒・学生の延長のような風潮に流されるほど世間は甘くない。自分を守り、会社を守るために困難に立ち向かう人材が欲しい。あらためて「働きやすさとは何だろう」と考えるのである。

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