人事部長の本音 ~【転職】を成功させるヒント

転職活動・就職活動の成功を応援するブログ。中堅企業(従業員500名)の総務・人事部長として採用部門を統括、年間新卒20名、中途組20名以上採用し、通年でほぼ毎週、年間のべ300名以上の面接・書類審査等の採用実務に追われる日々の中で気づいたことを直言する。

前職での反省点をリセットできるチャンス


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4・5年前の就職氷河期なら通用した「第2新卒」なる人材も、景気が好転し人材不足感さえ漂うほどの状況下では新卒採用時に箸にも棒にもかからなかったそれなりの人材と判断されて仕方が無い。

新卒採用ならいざ知らず、中小企業が第2新卒と呼ばれる中途採用者に対して教育研修期間など設定することはまずないだろう。たとえ全くの異業種に転職できたとしても、仕事の中で、業務をこなしながら業界のル-ルなり身のこなしを学ぶ努力が必要になる。

企業の言う即戦力とはまず組織に溶け込み、同僚との信頼関係を構築し、謙虚に学ぶ姿勢を持てる人材である。前の職場でのやり方は新天地の職場ではほとんどが邪魔なだけである。

転職入社組の中で、即戦力としての心構えの出来ない人材の共通項は、いつまでたっても「この業界は経験が浅いんで、」と平気な顔で口に出す社員である。実は管理職組にそうした傾向が顕著に見られる。

その言葉を聞くたびに、「じゃ、うちで何ができるんだ」と突っ込みたくなる。

即戦力採用に求めらるものとは、なにも数字で結果を出すことではない。その人が組織に入って間もないのに、不思議ともう何年もその会社でやってきたように錯覚するほどテキパキと仕事を片づけていくタイプはどこに行っても仕事が出来る。

転職という機会は、それまで貴方が職業人として貼られて来たレッテルをリセットできる最高のチャンスである。新天地では、それまでのあなたを知る者はいない。だからこそ即戦力としての心構えをしっかりして、新天地でのチャンスを有意義に使って欲しいのである。


転職者が新天地で苦労するパタ-ン


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転職者が組織の戦力として機能することは簡単なことではない。それまで経験してきた仕事であっても新しい職場のメンバ-が行っているル-チンワーク、段取りと必ずしも同じやり方であるはずがない。そこを「もっと効率的なやり方がある」と指摘して新参者が古株社員に意見するのはあとあと自分の仕事をし難くするようなものである。

特に40代~50代の転職組に多いのだが、それまでの会社で部下なり、スタックに各部の調整や資料づくりを丸投げしてきた人材には当たりハズレが多い。結果を決める会議に参加してそれなりの見識を披露して終わっていたところが、転職先では当然の一兵卒。いきなり企画書からその裏づけとなる資料作成を求められて「自分にはできない」「若手のスタッフをつけて欲しい」などと社内で人事工作に動く不心得者さえいる。

ただし受け入れ側にも「即戦力・経験者」=「ベテラン社員並みの働き手」と過剰な期待を背負わせる傾向にあるのもたしかだ。十分な引継ぎも無く、「これくらい出来て当然。」とわかっているだろうと声もかけない職場もある。

転職社員ならそれまでのやり方はリセットしてまず新天地のやり方を吸収すること。それができなければ周囲の信頼を得られず、業務に必要な知識・人間関係すら獲得できずに終わるだろう。転職者が新天地で人間関係に苦労して失敗する典型のケ-スに陥ってはいけない。

職種を選べない現実


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転職者の関門である「面接」をつきつめると、企業側が応募者に対し「何を、どうしてやりたいのか」を突き合わせる場ということができる。だからこそ未経験の分野への転職を希望する者はその理由をしっかり用意する必要がある。

面接では、「なぜ未経験の○○をやりたいのですか」「経験のある○○を当社でも任せたいとき受け入れてもらえますか」とった質問で、応募者がたんなる仕事の選り好みをしているだけか、もう一段上の明確な希望があるのかを測ってくる。

営業畑一本できた人物が、未経験の総務を希望して応募してきたとする。その時点で結果という数字を求められる営業から安定を求めて総務に転職したいだけかどうかの厳しい質問攻めになるのは覚悟しなくてはならない。

面接は応募者が本心・本音で話しているかをあの手この手で確認しようとするものである。だから「この人は何かを隠そうとして話しぶりに自信がない」と思われたら採用にはおぼつかない。

「何をどうしてやりたいのか」。単純だがそれに勝る自己アピ-ルはない。それすら用意しないで面接に向かうようでは勝負はすでについている。


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