人事部長の本音 ~【転職】を成功させるヒント

転職活動・就職活動の成功を応援するブログ。中堅企業(従業員500名)の総務・人事部長として採用部門を統括、年間新卒20名、中途組20名以上採用し、通年でほぼ毎週、年間のべ300名以上の面接・書類審査等の採用実務に追われる日々の中で気づいたことを直言する。

職務経歴書のスキルは誰にもわからない


↑↑このブログへの応援クリックをよろしくお願いします。更新の励みに頑張ります! 会社側が求職者に対し最初のハ-ドルとして用意するのが書類選考という関門だ。実は一次面接・二次面接といった実際に膝を突き合わすステ-ジを突破することよりも書類選考を通過することの方が難関かもしれない。

書類選考の2大要素である履歴書と職務経歴書の印象で採用担当者段階で8~9割方はじかれるものだ。実際に直接話を聞いてみたいと強く思う経験やスキルを積んでいる人物の提出書類は社内でも上層部まで回覧されることが多い。



そこで問題になるのが、申告どおりの能力を発揮できる人物かを面接で見極めるこちら側(企業側)の眼力である。多くの場合、職歴書の内容は「盛ってあることが多い」。(経験上)

例えば、「社会保険事務の経験有り」と書かれていても実際には別人が用意した書類を社会保険事務所まで提出する運び屋でしかない場合もある。「経理を担当 」と申告していても結局小口現金と交通費精算程度の管理を担当してきただけで会計ソフトに全く対応できないレベルの者も珍しくない。

面接の印象がすこぶる良く、これまで経験してきた(と話していた)仕事内容から採用に踏み切ったものの、電話応対からしてたどたどしい姿を見せられることもしばしばだ。お客様からの電話応対ひとつで頭の良さ悪さがすぐにわかるものだ。

会社探しの立場になれば、自己アピ-ルの最終兵器である職務経歴書を盛ることは罪悪感すら無いのだろう。そんなところで謙虚になっては自分が損するだけとの思いも理解できる。

採用担当者としては 「職務経歴書に書かれたスキル」ほど鵜呑みにしてはいけないものはないと感じている。

仕事を任せること


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職場で役職が上になれば当然部下が増えてくる。管理職ともなれば仕事の進捗確認と担当役職レベルの決裁が主な役目となるはずだが、いつまでたっても事務作業が減らない方を多く見かける。

課長なり、次長なり、はたまた部長となっても、それまでやってきた業務処理を手放すことなく胸のバッジだけが変わったのでは会社組織の新陳代謝どころか硬直化を推進する最悪の人事ではないか。

昇進異動ではまず自分の行っている業務処理を配下にすべて投げ渡すことからはじまると思う。そこで、仕事を任せ切れるかがその後の自分の仕事のキャパシティを決定するぐら重要である。

「部下に教えるより自分でやった方が早い」「いちいち嫌な顔されるくらいなら、自分がやるか」といった思考では部下の能力は一向に向上しないし、そもそも昇進する側の能力を疑われることになる。

とにかく仕事を任せること。失敗を繰り返すことが学習である。部下にはそう言い聞かせて、期待したレベル以下の仕事で返してきた時にははっきりと「もう1回。」と言い切れる上司に成らなければいけない。

新しい職場は自分を変えるチャンス


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転職活動が無事終了すれば新しい仕事、新しい職場でのスタ-トとなる。これまでの仕事上のしがらみから解き放たれ、あなたの性格や仕事上の功績など一切をリセットしなければならない。

それまでの経験則を次の職場に持ち込むことで、おかしな摩擦をおこす新入社員が実に多い。言葉使いから、挨拶の声の大きさまで、あなたの性格を全く知らない同僚に囲まれるチャンスは滅多なことでは訪れない。

「転職でもしなければ自分を変えることができない」ことに気づいたのが私にとっての最初の転職時の感想だった。それ以前会社では、朝、事務所に入るときのあいさつは「気持ちよく」には程遠い事務的なものだった。それを「元気よく見せる」挨拶に変えることができた。

環境が変わることでそれまで気恥ずかしいことでも抵抗なく簡単に変えることができる。しかし用心深さも必要になる。

「こうした方がいいですよ」と親切心でアドバイスしようものなら、それが些細なことでも、「新参者がウザイこと言ってきた」と曲解されてはばかばかしい。前職で当たり前のことが、転職先でそうとは限らないことを肝に銘じるべきだ。

転職とは、小学生の頃の転校生の心地ほど居心地の悪いものではない。必ず新天地に立つ喜びが勝るはずだ。

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